工法特長

材を安して引きける日本で一のです!

 確実な沈下抑制! 土留めの引抜きに伴う沈下対策のオンリーワン工法。

軟弱地盤地域や重要構造物に近接した箇所において、土留め引抜き時に周辺地盤に大きな影響が発生し、建物補償など事業損失に悩む発注者の方も多いようです。そのため土留め材をそのまま残置していました。本工法は、鋼矢板(シートパイル)、H鋼等を引抜くと発生する地中の抜き跡や緩みを引抜くと同時に充填します。周辺地盤等の沈下の悪影響を高度に抑制し、安心して土留め材の引抜きが可能です。

 コスト削減! 土留め材を引抜き回収することでコスト削減が図れる。

鋼矢板(シートパイル)、H鋼等を回収することで買い取りの必要がなくリース価格で対応できます。また、市街地などでは、将来工事における無電柱化の推進工事や下水道工事等の地中障害物となる土留め部材の撤去費用も無くなります。

 環境配慮! 鋼矢板(シートパイル)、H鋼等の回収により再生利用が可能。

本工法を活用すれば、リユースに繋がり限られた資源の無駄遣いにならない。土留め部材の残置(埋め殺し)をしたことによって、新たに作られる土留部材製造時のCO2排出の削減にも寄与します。

 堤防施工! 水みちをつくらない。

近年は、大雨による大災害が頻発していることもあり、河川・ため池・堤防における土留め工事において、水みちをつくらないオンリーワン対策工法として特に使用実績が増えています。水中での施工も可能な工法です。

 土壌汚染対策! 遮へい壁効果に期待。

近年、自然由来も含めた土壌汚染対策工事が実施されていますが、汚染物質除去や浄化後に、隣接地からの汚染物質の移動防止のため、遮へい壁の機能を持つ本工法の採用実績が増えています。市街地での施工が多い土壌汚染対策工事の土留め材の引抜き時の影響防止に加えての付加価値があり、期待されています。

➽使用材料の特徴

・充填材は、本工法専用充填材で安全性の高い材料を使用している。非水ガラス系懸濁型になり恒久的強度が期待でき地盤の安定に有効   

※充填材カタログ⇐クリック! ※参考動画(硬化状況)クリック! ※参考動画(展示会にて硬化状態確認)⇐クリック!

 

➽適用工事

・NETIS掲載時の情報☚クリック!

※参考論文集 (軟弱地盤においての影響範囲等について)

・鋼矢板山留め壁の引抜きに伴う周辺地盤への影響⇐クリック!

・軟弱粘性土地盤における矢板壁の引抜きに伴う地盤変形に関する研究⇐クリック!

・土留部材引抜同時充填工法による二重式仮締切工の施工事例について⇐クリック!

 

※通常引抜き時の影響 (同時充填なし)

 

➽同時充填工法

  • 充填管設置状況(事前取付型)
  • 充填管設置状況(削孔建込型)
  • 充填状況(油圧式杭圧入引抜機施工)
  • 充填状況(バイブロハンマ施工)
  • 充填完了確認①(フェノール液反応)
  • 充填完了確認②(フェノール液反応)

➽関連特許

特許第6615494号
特許第7073326号(杭)他(出願含めて) 計11件

お問合せはこちらから